2010年4月10日

2010年卯月 櫻花その9

これは幻想的な写真になりました。
緑の多層トーンとしだれ桜のコントラストに寸写です。

ああ、桜の樹の下には屍体が埋まっている!
いったいどこから浮かんで来た空想かさっぱり見当のつかない屍体が、いまはまるで桜の樹と一つになって、どんなに頭を振っても離れてゆこうとはしない。今こそ俺は、あの桜の樹の下で酒宴をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒が呑(の)めそうな気がする。(梶井基次郎)

少し不気味ですが、妖しいほどの桜の美しさで直感としては理解できるような気がしますよね。

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